Kis-My-Ft2「Flamingo」について好き勝手に解釈してみる

 

 

 

夏が始まりますね!!!(雑な始め方)

 

 

おなじみだと思うのですが、私Flamingo大好きなんですよ。多分今まで出会ってきた音楽で一番好きなんですよ。2年前にリリースされたのにも関わらず飽きることなく今に至るのですよ。発売された当初、ほんとに好きすぎて歌詞解釈ブログも載せたのですが諸事情で削除してしまったのですよ。


しかし、このタイミングで再掲載したいと思います。といってもログを保存しているわけでないので文章はいちから書き直しますが。何故わざわざそんなことするのかって?載せたいからです。(自分の欲望に忠実)


そして毎度毎度言ってますが、これは私なりの解釈になります。歌詞をどう読み込もうとその人の勝手なので正解も不正解もないと思ってます、ただ私なりの考えだとこういうストーリーなんじゃないかな~こうだったらいいな~と思ってるという記録です。

 

 

 

この曲が大好きな理由として、音の一つ一つに魅力を感じることと、ストーリー性を感じる歌詞に惹かれたことが挙げられます。独特の言葉選びが彩る美しい世界観に虜になりました。


しかし、Flamingoという曲名が発表された時点ではこんな大人っぽいR&Bだと思いませんでした。どちらかというとNEWSのチャンカパーナ路線か嵐のカーニバルナイト路線のどちらかだと思ってました。どちらにせよ愉快。
なので視聴の時、予想外のサウンドかつR&B大好きマンこと私のツボに激ハマリで、身体中が痺れたような感覚になったことを覚えています。恋かな?


アルバムが発売されてフルを聞いてさらに好きになり、ツアーの演出を見たらもうFlamingo教の一派となりました。(勝手に作った)


伝説となった鳥籠パフォーマンス

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ついでにフラミンゴの化身となった自担を貼っておきます

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ほんといい顔してる

 

 

 

 


まず藤ヶ谷くんから始まるソロパート。まるで藤ヶ谷くん本人が本当に口にしたかのように語りかけるような歌詞と優しい声。彼が歌い出しを担当する曲は世界観が完璧に作られてしまいますねえ。
日が傾いて辺りが静まり返る時間、夏の夕凪の時間でしょうか。オレンジ色に染まる世界の中で振り返り笑いかける女性の姿が思い浮かびます。


続く玉森さんパート。ここでは二人の関係性を歌っています。ほろ酔いで理性のストッパーが揺らいでいる状態であるのに、自分に手を振ってくれる彼女を引き止めることすらできない。二人はそれほど恋人になるのに容易くない関係なのでしょう。


Bメロの綺麗なメロディーラインに乗せて流れてくる北山さんの情熱的なラップ。彼女のことをとても愛おしく思っています。我慢している彼の気持ちが今にも溢れ出しそうです。


そして聞き心地いいサビ。私の大好きなメロディー。炎のように燃える自分の恋心の色がフラミンゴの羽の色のようだと言っているのが新しい。彼女に思いが届きますようにと祈っています。

 

 


ここまでで分かることは、彼が彼女をとても愛おしく思っていること。なのに伝えられない関係性にあること。女性に恋焦がれる男性のやるせない姿を表現するの、キスマイは本当に上手です。


1番が二人の関係性と彼の心情を描く"現状"だとしたら、2番はそれが揺らぐ"展開"。時が動いて気持ちが変化するのです。以前アップした蜃気楼という歌の解釈ブログでもあげている通り、作詞した山本領平様は時間軸のあるストーリーの作り込みをしますよねえ。

 

 


さて2番Aメロは、掠れた声でラップを担当する二階堂くんと、甘い旋律を奏でる宮田くんの掛け合い。個人的に推してる歌声の二人です(知らんがな)
しかも二人それぞれの声が歌詞と似合っている。二階堂くんは彼女に向けて「言いたいことあんならこっちへ来いよ」「早く言えよ時間の無駄だ」なんて強気で言っているのに対し、宮田くんは今さら一線を超えることなんて出来ないと怖気づいています。これは主人公の彼の「本能」と「理性」の葛藤なのではないかと思われます。

この二人のユニゾンパート集めた動画を作ったくらいには好きです~みんなニカ宮の魅力に気付けええ


続く千賀さんのソロパートは、ニカ宮のテンポから一転ロマンチックでゆるやかにペースダウンします。曲の流れをマンネリ化させない秀悦な音の作りと、しかも千賀さんにパートを任せるというナイスチョイスさ。
ここの歌詞で、彼は彼女に出会った時に一目惚れをし、今なお同じ気持ちなことが明らかになります。

 

 


Bメロへと移り北山さんと同じ位置でラップを担当するのは横尾さん。Bメロの夢見心地なメロディーのラップを担当するのが年長二人なの素敵ですねえ。対する藤ヶ谷くんの位置はここでは宮田くん。この二人は声質が同じ系統なので同じく似合っています。
そしてここでついに彼が行動を起こします。「ほろ苦いプライドを噛み殺すと、甘さも苦さも遠ざかる」ここでいう甘さと苦さはAメロのニカ宮パートの本能と理性のことかと。つまり、彼女に気持ちを伝えることに対する迷いがなくなったのです。
そうして無駄な気持ちが無くなったらもう追い続けるだけです。行き交う人を超えて彼女を探します。1番Bメロ北山さんパートにあった通り、人目を気にしない場所で互いの気持ちを確かめ合うことを実現させるために。


2番のサビは、同じく彼の恋心をフラミンゴに例えていますね。1番は感情の色だったのが、2番はフラミンゴの片足立ちの危うさまでも。幻想的で躍動感のあるフラミンゴに彼の気持ちがぴったり重なるようです。そして彼女の気持ちを自分の色で染めてみせる、といったようなことまで言っています。彼にはもう、冒頭にあったような迷いは感じられません。

 

 


曲はいよいよクライマックスに差し掛かります。ここでの北二藤のラップは彼が彼女に気持ちを伝えている様子です。まるで向き合って伝えている台詞のような歌詞です。


北山さんパートは「人間なんだから誰かを好きにもなるのは自然なことだよ。ただ俺たちは関係性が悪かっただけだ
二階堂さんパートは「外面も中身も変える必要ない、俺は君の全てを受け入れるよFlamingoの二階堂さんパート基本的に男らしすぎて惚れる
藤ヶ谷さんパートは「嘘をつかないで素直な気持ちを伝えてみてよ、恐れることはない、今までの偽りもすべて愛してみせる


きっと、彼女も彼のことが好きだったんですね。互いに関係性を気にして伝えられなかっただけで両思いで、彼はそれに気付いていた。彼女の口から本音を引き出そうと誘惑しているかのよう。

 

 


ついに大サビに繋がるまえあしソロパート。北玉が繰り返し歌うのはフラミンゴに例えた熱い気持ちの色と危うい片足立ちの様子です。今までそれは彼のことを例えていましたが、今回歌っているのはきっと、彼女の気持ちのこと。彼女も彼と同じくらい情熱的で不器用に思ってくれていたのです。
二人はここでやっと触れ合えました、しかし藤ヶ谷くんパートの「shh…」というフレーズがあるのを見ると、気持ちが通じあったことにより二人は"禁断の関係"になってしまったのでしょう。

 

 


大サビは繰り返しのワードではありますが、二人が通じあったことにより嬉しい気持ちと若干の後ろめたさが残る空間になっている気がします。今はただただ嬉しいけど、これからどうしようと冷静になる彼らもいそうです。
しかし二人はこの行動を後悔しないでしょう、例えどんな結末になったとしても相手を愛する気持ちに嘘はなかったのでしょうから。

 

 

 

 


やばい曲だなまじで。

突然の語彙力の低下

 

 


"ひと夏の恋" "禁断の関係"
そんなワードがしっくりくるような、ちょっぴりアダルトでロマンチックな世界観。それをフラミンゴという優雅な動物に例えることで絶妙な芸術性を生み出している、すごーく深い曲だと思います。ジャニーズの歌の枠に収まりきらないほどの完成度。もっといろんな人に聞いてほしい。

 

 


・二人は具体的にどんな関係性なのか?
・結ばれることでどんな代償が生まれてしまうのか?
・行く末はハッピーエンドなのか、はたまたバッドエンドなのか?


そんな疑問が残りますが、私はあえてこのあたりはクリアにしませんでした。なぜなら聞く人の解釈によって全然違ってくると思うからです。
あなたはどんな解釈をしますか?(まーたこの終わり方)

 

 

 

 

 

 


ちなみに

 

過去にキスマイメンバー7人がFlamingoのシチュエーションに当てはめるなら、と設定を考えたことがあります。爆(妄想行き着いてんな)

 

 


2018年平成最後の今年の夏、ひとりでも多くの人が1回でも多くFlamingoを聞いてくださいますように!!!
誰目線かは自分でも不明です