One KissとFlamingoを比較してみました

 

 

 

去年の夏にどハマりしてから、今やキスマイの楽曲の中で最も聞いてると言っても過言ではないくらい、私はFlamingoが好きです。

そこに現れた、今回また新しく発売されたアルバムに収録された「One Kiss」という楽曲。
曲の系統や世界観がFlamingoっぽいとメンバーのみなさんも言ってました。

 

ということで、今回FlamingoとOne Kissの比較を私なりにしてみたいと思います。
※どちらの方が好きとかそういう意味ではありません!あくまでも私なりに違いを探してみました。悪しからず!笑

 

 

 

 

 


まずアルバムの楽曲が発表された時、
「このOne Kissってやつ絶対素敵なやつだ…!」
と予感しました。大人っぽい楽曲かなあと予想し、プロデュースはなんとなく玉森さんかなあと。(全部直感です笑)

 

 


 

視聴始まるまでこんな予想してたくらいです。
今見返すと、これただの私の願望やん(笑)
視聴したら私の予想の斜め上を行きました。

 

まず、思ったより曲調が明るい!(視聴部分が落ちサビのみつさんソロ〜大サビだったので余計)
雑誌などでFlamingoっぽいとか言ってたので、切なさ溢れるR&B系統のメロディーかと勝手に思っていたので少し驚きました。
私音楽のことはあまり詳しくないのですが、調べたところ今外国の最先端といわれるトロピカルハウスというジャンルなんですね。

この「新しいジャンルに挑戦したおしゃれな洋楽風の一曲」というアルバムにおいての立ち位置は、去年のFlamingoと通ずる所がありますね。

そしてCDが届き、歌詞カードを片手にフルで聞くとまた良さが染みてきました。
ここからFlamingoと比較していきたいと思います!!

 

 

 

まずバックサウンドがほぼない歌い出しが玉森くん!!優しくマイルドな声が夕方の波音の様に耳に心地いいです。ストレスなく入ってくる玉森くんの歌声が、歌の中の情景描写を繊細に描いていますね。
琥珀色(夕焼けのことかな?)が薄れ辺りが暗くなりはじめる海辺で、男女二人で並んで座っている。隣にいる女性の声を聞くだけで騒ぐ自分の心臓の音がうるさくて、先程まで鮮明に聞こえていた波音もうまく聞き取れなくなってしまう、みたいな感じだと思います。

 

ところで私、Flamingoの一番の玉森くんのソロの「関心のない〜」も大好きなんですけど(多分一億回くらい言ってる)(マジで好き)、そこの歌詞も情景描写というか歌の中の男性と女性の現状を歌っています。
つまりなにが言いたいかっていうとこういう歌詞を歌う役割は、キスマイの中でも特に玉森くんが大得意だと思うのでもっとやって。

 

 

 

続く北山さんソロ。
オレらの北山さんが女に振り回されとるぞおおおお事件じゃああああ(うるさ)
きっとこの女性は、男性が自分に気があることを気付いているんでしょうね。でも彼女自身の気持ちははっきり伝えることなく思わせぶりするような、ちょっと小悪魔っぽい子。
しかしその後の藤ヶ谷さんソロで歌っているように、男性の方は今日こそは彼女のことを逃がさないと決めています。告白しようと決めてるんですね。あー胸キュン!

(胸キュンって死語じゃないよね?大丈夫??)

 

FlamingoもOne Kissも、藤北玉のパートはそれぞれ歌詞に合うように振り分けられていると思います。


玉…今の二人の現状、情景描写
北…女性への恋焦がれる心理描写
藤…ロマンチックな自分の願望


振り分けた人天才かな?

 

 

 

そしてサビ。いろんな音が一気に増えて、とっても軽やかでおしゃれで素敵〜〜〜♡ふとしたときに「One Kiss♬」って口ずさんでしまいそう。
あとは藤北玉と舞祭組で掛け合う構成なのかな?舞祭組パートでニカちゃんの声がとっても聞こえる…!ニカちゃんの歌声ほんとに好きなので嬉しいです!!

 

ってメロディばかり褒めていましたが、歌詞も秀悦です。なんと男性は女性にキスしようとしてます。といっても照れてあと数センチが出来ずにいるんですが笑
いや告白はどうした?先にキスしちゃうの?ってなりますが、その情景を思い浮かべてみたら大分素敵です。
女性が思わせぶりなことして男性を惑わせていると思ったら、好きな気持ちを我慢できなくなった男性がキスしようと顔を寄せるんです。主導権が女性側にあったのが揺らぎます。
うううたまらん!!!にやける!!!

 

Flamingoは魅力的な友達の女性を見てどんどん好きになっていってしまうけど、彼女とは結ばれていけない関係性(きっと友達の彼女とか好きな人)であるためその気持ちを抑えつける…というのに対し、One Kissの男性は今夜こそ君をものにしてみせる、と意気込んで気持ちが早まってしまう勢いがあります。

どちらも好き〜〜〜〜!

 

 

 

二番。ここから男性と女性の言葉の駆け引きが始まります。いつもは海辺にいたらはしゃいでるような二人も、今はただ風に吹かれているだけ。
ここの舞祭組パートもほんと素敵ですよね…コンサートで披露されないなんてもったいない…
特に宮田くんの歌い方は甘くて優しくて、聞いてるこっちがとろけてしまいそうです。

としくん結婚しよう(もはや口癖)

でも宮田くん、Flamingoのソロパートは切なく歌っているけど、One Kissはわりと爽やかに歌ってますね。使い分けが素晴らしい。
そしてFlamingo同様、千賀さんはサビ前に盛り上がる所を担当していますね。千賀さんのおしゃれで自由な歌声が曲調にマッチしています。

 

 

 

はい!ここから妄想爆発します!(気をつけて)


物語の彼は彼女と駆け引きの言葉を交わしていくうちに隣にいるはずの彼女がなんだか遠くに感じ、キスするのに怖気付いてしまい、近付けていた顔を離してしまいます。
そこで、ついにじれったくなってしまった彼女のほうが初めて自分の気持ちを明らかにするのです。私もあなたに好意を持っているよ、という意味の言葉を発したのでしょうね。
この彼女の気持ちこそが、歌詞の中にある「秘密」なんでしょう。今まで距離を感じていた彼女の秘密に、やっと届いた。


男性はまた顔を近付けます。感情任せだった先ほどのものとは違く、今回は「嫌だったら拒否して」の意味を込めての寸止め。
女性側にもそれは伝わりました。それでいて拒否しなかったのです。そりゃそうです、好意を持ってる男性にされるキスなんて嬉しいに決まっている。
男性は彼女が気持ちを閉ざさないか少し不安でしたが、しばらくしても拒否しないという彼女のOKのサインを理解し、キスを交わします。これから大事にするよ、という約束を込めて。

 

 

 

……

 

 

 

素敵すぎない?
(私が勝手に解釈したストーリーだけども)
付き合う前の男女のじれったさが美しく描かれている…幸せかよ…!!

 

Flamingoは禁断の恋をしてしまい理性と本能が葛藤するけど結果的に気持ちを告げてしまう、ひと夏のあやまちの”物語”。
One Kissは付き合う直前の男女の駆け引きの様子を、まばたきする間の時間さえゆっくり感じられるくらいに繊細に描いた”場面”。
よくよく考えてみたら全くの別物でした。比較しようがない。だってどっちも素敵なんだもん!!!www

 

唯一同じところは舞台。夏の海辺。
でもFlamingoは空がオレンジに染まる夕方、One Kissは日が沈んでから夜にかけてって感じかな。途中で白い月というワードが出てきますし。

 

 

 

 

 

 


〜ここから脱線〜

 

私今回のアルバムは通常盤の曲順で聞くことが多いんですけど、そうすると

SEVEN WISHES→One Kiss→Sha la la☆Summer Time

の順で流れてくるんですね。

個人的にこの流れすっごい好きで(笑)
トーリー性ものすごく感じます。(でたよ)

 

まずSEVEN WISHESは、何か壁にぶち当たって人生に悩んでいる子がいるんですよ。その相談を受けた友達が、気晴らしに仲良しの男女グループで海に行こう!と提案するんですね。
大きな海を見て晴れやかな気分になり、気持ちが軽くなります。
日が沈んで、世界観はOne Kissへ移ります。実は仲良しグループの中に好きな人がいて、彼女と駆け引きの末付き合うこととなります。
次の日の朝、付き合ったことをみんなに打ち明けると「何だよお前らー!」って茶化されるけど結果みんなで短い夏を堪能する、というシャララで終わります。

 

私がしたいシチュエーションすぎてしんどい。
(縁がない)(めっちゃ理想)

 

 

 

 

つまり言いたいことは、

キスマイの曲まじで秀悦。
こんなおしゃれな曲もっとやってくれええええええ!